NPO法人 紫波みらい研究所


2005年7月29日(金)19:00〜
『ワン・コイン・セミナー 食は地元にあり!』第5弾
メインスピーカー:堀切眞也(産直組合協議会会長)

会場:日詰商店街 なんバザ・ホール
会費:500円
参加者 24人


5回目となる今回のセミナーは、産直組合協議会会長の堀切眞也さんをメインスピーカーにお迎えして、10年間の産直の歩みと、その経験を生かして「産直(生産者)と消費者が今後どう関わっていけばいいのか、そのために産直がどう変わっていかなければならないのか」についてお話ししていただきました。
19時から始まったセミナーは、24人が参加する中、21時半まで熱い意見が交換されました。おいしいトウモロコシやしょうゆだんごを頬張りながらの楽しい時間となりました。
堀切さんからは、産直の現状について次のようなお話がありました。

● 産直と呼ばれるものは、全国に1万ヶ所、岩手県には500ヶ所(県では群馬県に次いで全国2位)あると言われ、紫波町には8ヶ所ある。
● 最近では、企業や生協の経営する産直など様々なものがあるが、紫波ふる里センターでは、「その地域に住む人が出資し、作り、売る場」と定義し、その考えを頑なに守っている。
● 農協の系統販売は出荷に当たっての規格がきびしく、おじいさん・おばあさん・主婦の農業では対応できない。この人たちは、産直があることで助けられている。

また、今後の産直の在り方については、次のようなお話がありました。

● 産直は、「売れればよい、会員が良ければよい」ではない、地域の活性化につながらなければ意味がない。
● 「誰が、なぜ来るのか」「どういう狙いでくるのか」という「自分の立地」を知ることが大事になる。
● 産直の売る農産物には、スーパーと違って規格品はない。また、産直では、商品ではなく、安全安心の食・命の糧を売る、喜びを売る。

他の産直との違いなども、わかりやすく、おもしろくお話しいただき、参加したみなさんは、真剣に聞いていました。
最後に、地元で採れた新鮮なものを学校給食に活用することが大事であり、子どもたちに食の大切さを教え、命をいただき生かされていることに対する感謝の気持ちを育むための「食育」が大事であることが話され、参加者一同がうなずいていました。

(地産地消部会)



アンケートより抜粋
・地産地消のお話で大変良かったです
・初めて参加しました.産直をなりたたせるためのノウハウを聞かせていただいて、自分達の産直にも生かせられたら良いと思います.今後、他の話題も参加できたらいいと思います.勉強になりました。
・農業に対する心意気、食に対する心構え、産直を利用する人達への心使い、産直を通じての基本的な農業(食)についての考え方にとても感動しました。
・情報発信基地として、ご活躍を期待します。良い話は何回も聞く事により、自分の中に入ってくるのだと思いました。
・町民の講師!身近でいながら、中々気付かない事を硬くならずに聞く事ができる。「住民参加」の可能性を最も秘めたワン・コイン・セミナー、良い企画だと思う。
・素直な気持ちで喜びを売っている産直に感謝します。ただ、私達消費者も素直な気持ちで買う喜びを裏切らないでほしい。2年くらい花の苗を購入したが、矮化のプランター用の小さな花で切花にならなかった。買うとき、確認して買ってきても失敗した。産直も商売のプロとなったと思いますが、売る人達の接客態度も、もう少し考えてほしいです。親切にしてほしい。

(2006.4.12)

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